石巻合板工業株式会社

企業ビジョン

VISION木質素材で社会に役立つ
ソリューションを

世の中には地球温暖化や少子高齢化、都市部への一極集中といった将来の世代のために解決すべき様々な社会問題が存在します。
私たちは、木質素材の普及をさらに進めることで微力ながらこれらの社会問題の解決に貢献したいと考えています。

SOLUTION.1脱炭素社会の実現

私たちが合板製造のために使用する原木の多くは間伐材です。間伐は森林の生育に不可欠で、木は成長する過程で大気中の二酸化炭素をより多く取り込むことから、森林の生育を促すことで地球温暖化対策に貢献しています。また、高樹齢化し利用期に入った森林資源を積極的に活用することで再造林を促し、二酸化炭素の吸収力を高めながら、豊かな森林資源を次世代に引き継ぐことができます。
当社では国産材使用比率を90%以上とすることで、特に日本国内の森林資源の循環に貢献しています。

SOLUTION.2建設現場での省力施工

針葉樹構造用合板

建設現場では少子高齢化の影響もあり深刻な人手不足によって工期の長期化等の問題が発生しています。針葉樹構造用合板は高強度かつ軽量といった特徴があり、建設現場での省力施工に貢献します。昨今では施工性や環境へのやさしさが評価され、非住宅建築においても木造が採用される例が増えてきております。私たちはより寸法誤差や木材特有の反り・あばれが少なく、現場で扱いやすい合板を提供し、建設現場での負担の軽減を目指します。

塗装型枠合板(ベストコート・サンヤンコート・ステルナ)

サンヤン社で生産される塗装型枠合板は石巻合板創業以来の技術と知見を活かして、より転用回数にこだわった製品となっており、現場での作業性の向上やパネル加工の負担の軽減を目指します。

SOLUTION.3林業の活性化による地域振興

日本で森林が無い都道府県はありません。つまり林業はどこでも地域産業として発展し得る可能性があり、地域経済の下支えになるはずです。林業発展のためには国産材消費の拡大が不可欠です。常に安定した数量の国産材を調達すること、さらには木質素材がより世の中に普及することを目指し、林業の活性化と地域経済の発展に貢献したいと考えています。