石巻合板工業株式会社

当社の特徴

木と向き合い、
新たな発見を求めて

 私たちは創業以来、木と向き合い続けてきました。木材加工と言っても、樹種や季節、温度、木の育った地域・環境によって様々な変化があり、いつも同じ姿の製品にすることは容易ではありません。
 当社では長い歴史の中で木材に関する経験や知見を積み重ねてきており、それは寸法変化や反り・あばれの少ない「より扱いやすい合板」に仕上げるために役立っています。
 しかしながら木は自然由来のものであり、全てを理解するにはまだまだ及ばず、石巻合板は新たな発見を求めて日々歩んで行きます。

木質素材の
さらなる普及を目指して

 どんなに良い製品を作ったとしても、それが手に入りにくいものであれば意味がありません。
 私たちはお客様への安定供給を実現するために、社会情勢に左右されにくい原料の調達ルートの確保や生産の一元管理、販売状況に合わせて変更可能な柔軟な生産態勢といった工夫で、より手に入りやすい環境を構築します。
 素材が手に入りやすいことは木造建築の広がりの第一歩だと考えています。

より環境負荷の小さい素材を

 脱炭素社会の実現に向け、私たちはより環境負荷の小さい素材造りを目指しています。
 当社では合板製造の工程で発生する端材や樹皮(バーク)をバイオマス燃料として活用し、木材を乾燥する工程や熱圧する工程で使用される蒸気の100%をバイオマス燃料由来としています。
 バイオマス発電プラントも備えており、製造工程で使用する電力の約60%を賄っています。